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自分とは違うもの（自分以外の人、男性、女性、神、霊、自然・・・）が存在する、そしてそれは自分ではないため「守るべきもの、あるいは破壊するべきもの」というような思考も創り出してきました。それが宗教や政治となります。上記のようなことは今私たちの世界よりもはるか昔から起こっていることです。

本当の私に気づくには思考、観念、エゴ、感情にのまれていると気づきにくいかと思います。しかし、本当の私とは何か、悟りとは何か、目覚めとは何かなどを体験しなければ幸せになれないというのも実は思考がやっていることです。現にそんなこと考えなくたって充実した人生を送っている人は世界中に数え切れないほど存在しています。

私が何か物欲が出てきて1000万円必要だなと思ったら意図して引き寄せることはできるでしょうし、そもそも1000万円を通り越してその欲しいものを別のルートで手に入れるかもしれません。意外に単純な理由なのですが、引き寄せ＝誰でもなんでも手に入れる力だと誤解している人もいるのではないでしょうか。そうではありません。

思考は自分の居場所を確保すること、それだけしか考えていません。思考、特にエゴにとっての大好きなご飯は恐れです。恐れを食べさせもらうためにあなたにたくさん恐れを生み出してもらいます。それをたくさん食べ大きく成長させるためだけに、あなたはひたすら恐れを作り出します。

自分の意見を知ってもらいたい、そしてその通り動いてもらいたいという思考を採用し続けるから正しい・間違いの判断が生まれ、うまくいかないのです。「それがその人の考え方だ」とただ見ることができると自分の中にある観念に気づくこともできますし、それが観念だと気づいたら相手がどうとか正直どうでもよくなります。

それで幸せにいたのだと気づく方が、いい悪い・正解不正解と物事を判断するより何万倍も素晴らしいことです。その行動をとっているとあなたのする行動に間違いはあるはずないと気づくはずです。だってそこにあなたが在るというだけで幸せで完結しているのですから。

大人からこの世界でのルールを教えられ観念の中でうまく生きていくゲームにいつの間にか参加させられました。「私」は世界の中にいる多くの人々のうちの一人になり他人との比較・競争の中で生きるようになります。ついに私たちは全て一つであったということを完全に忘れました。しかし今あなたは「この世界は何かおかしい」と気づき始めました。

「〇〇だったら幸せ」などと考えたりしますか？これによって発生する幸せとは本当は単に観念が作り出したものにすぎません。その観念に基づいて幸せ・不幸せのジャッジをもししているのならばそれは自分で創り出す世界を生きづらくしています。これらの観念に気づくだけで、あなたの行動は少しずつ変わっていくと思います。

思考を止める方法とかネットで探すと出てくるかと思います。実際やってみたらわかると思いますが、それらをやったところで思考はなくなりません。

元号が変わったというのもあって、なんとなく周りが変わってきてるような気がするのは私の気のせいですかね〜^^平成から令和に変わる瞬間も正月みたいな気分になってきて、カウントダウンをするころには一人庭にいって空を仰いで私自身と世界全てを今以上に幸せな状態へ導く、と心の中で誓いのようなものをしました。