思考は私たちにごく自然に身近に潜んでいるため気づきにくいものだったりします。
その代表的な例としては「常識」が存在します。
常識とは何かしらの行動を取る上でもっとも重要なもので常識を判断基準としていきていることがほとんどではないでしょうか？
確かに常識というものがあるおかげで私たちのこの世界で生きていく上で助かっている部分もあります。
・信号が青になったら渡る
・挨拶をする(コミュニケーションを円滑に行うことに役立っている)
・義務教育
常識に縛られた世界に生きている？
これらの常識はこの世界の社会というものが後から付け足したものであって、これをしないと生きていけないというものではないですよね。
これらのことさえ思考が生み出した常識というものですから、私たちはそれ以上に意味を持たない常識と思っているものに縛られて生きています。
・会社に勤めたくないのにお金を稼ぐには会社に勤めるしかない
・頭が良くないといい仕事にはつけない
・ブスだからモテない
・お金がないから旅行に行けない
・浮気は許せない
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まだまだたっくさん常識と思われてるものはありますが、これらって本当に必要でしょうか？
必要だと思うならそれはなぜでしょうか？
それらを持つことで今以上状況が悪くなる (と勝手に思っている)のを塞ぎたいという恐れが在るのではないでしょうか？
その恐れとはなんなのでしょうか？
それは過去の環境が生み出した幻想です。
過去にそのようなことがあなたにあったのかもしれません。
あるいはあなたがいる環境や社会が創り出した常識を自然と受け入れているのかもしれません。
常識と思っているのは本当に常識なのか・・・
よくある例えですが、ここ日本では一夫一婦制です。
なのでどちらか片方が浮気をしたら一方は裏切られたと思います。
場合によっては離婚になります。
それが普通と言ってもいいくらいです。
しかし、一夫多妻制の社会も存在します。
捕鯨に対して日本の考えと捕鯨反対の考えがあります。
オランダでは大麻が合法です。
環境によって考え方が違うんです。
生きている社会・環境で私たちの常識というのは簡単に変わります。
移り変わる常識というものを私たちは一生懸命守ろうとしています。
口から血を吐くほど苦しいと思いながらもそこから抜け出すことは考えません。
常識というものに繋がれていることに気づいていないからです。
常識とは思考の一つです。
思考とは私ではありません。
まず思考に縛られていることに気づいてください。
私が常識と思っていることは本当に私にとって必要なものなのかと疑い、私自身と分離させてください。
分離ができれば本当はどうしたいかというのが見えてきます。
本当にしたいことが見えてくればそれは本当の私がしたいことなのでそれをただ単純に意図してください。
常識や思考と一体をしたままだと不足(していると思っている状態)に意識がいってしまいます。
分離させて物事を本当の私視点で見直してください。
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