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わがままというのは「不足、不安、満たされない思考」が根底にあるんですね。私を見て欲しい、私に注目して欲しい、そのためにはわがままになって相手の中に自分の存在を作りたい、これが願いです。それは他人がいることによって自分が成り立ってしまうので他人軸の中で生きている状態です。

今日の宗教に対してなんの違和感を感じないのであればそれは「私」とその他を分離した思考でしか全てを判断することができません。いままで通りその世界を選択し続けることも可能なのですから。しかし私は、もうそのようなことで分離を行いそれが当然であるという感覚のままでいることの方が難しくなっていくと思っています。

なので選択しさえすれば「わたし」を思い出せるのです。気づきというのはどんな人でもあります。それを思考で見えなくすることもできるし、その気づきによって本当の私が誰で在るかを知りこの世界をどう生きたいかを決めることも自由なのです。そんな素晴らしい世界に私たちは存在しています。

前回の記事でも紹介しましたザ・シークレットでこのようなことを伝えています。「世界、または周囲の人々を変えるのがあなたの仕事ではありません。あなたがすべきことは宇宙の中で流れに乗りこの世界でそれを賞賛することです。」私が幸せであるならあなたの影響から幸せになっていきます。

直感がおりてきたときにそれを実行しようとすると、ほぼ現れてくるのが「思考」です。思考は直感がおりてきてすぐ、何かと理由づけをしてそれをしない働き、あるいは別なことにすり替えて直感が素直に行動に移せなくします。思考とは基本的に恐れが根源なのでその直感がおりたことで自分が不利になるんじゃないかと一所懸命考えます。

人には24時間という平等の時間しかないのです！それをどう使うか、しっかり考えて行動しないと人生をとても無駄にしていることになります！！！！！という言葉を聞きますが、この言葉が「何もしないことが悪」という観念を植えつけているように感じます。何もしない自分、何もできない自分を許す。

Aさんはいい人、Bさんは悪い人、と思っているのは自分の思考というフィルターを通してみているにすぎません。ただ単にAさんをみて自分が判断している、ただBさんをみて自分が判断している、人であろうが出来事であろうがただ起こっていることに自分が意味づけをしているにすぎません。

どちらを見たいか選ぶことが本当の世界になるんです。無意識であろうが意識的だろうが、メディアの洗脳しているニュースや報道を見ることであなたの世界には恐怖が現れます。反対に自分の見たい世界を自分で見るように選択することができればあなたの世界には豊かで美しい世界が現れます。

このようにリアルに感じる人生ゲームの世界で挫折を味わったことがある人というのは実は眠りから覚めやすくなると思っています。もちろん挫折を味わわないと眠りから覚めないというわけでもありませんが気づきが起こりやすい状態というのが私の場合挫折を体験したことでした。なぜ挫折→目覚めるのか？

あなたの望みはどこから出てきたものですか？充足ですか？不足ですか？楽しみたいからですか？不安を無くしたいからですか？好きだからですか？嫌なことを避けたいからですか？同じパートナーを得たい、お金が欲しいなどという願いでも自分の立ち位置によって全く違う結果をもたらします。