みなさんは「シュレーディンガーの猫」というのをご存知ですか？
かなり有名なのでほとんどの方はご存知かと思いますが量子力学の思考実験（難しい言葉でわかりにくい）で、「シュレーディンガーの猫」という実験があります。
シュレーディンガーの猫実験
シュレーディンガーの猫
オーストリアの物理学者、E＝シュレーディンガーが考案した量子力学に関する思考実験。
ラジウムがα粒子を放出すると毒ガスが発生する装置を猫とともに箱に収め、α崩壊の半減期を経過した後に猫の生死を問うもの。
半減期を迎えた時点でラジウム原子核が崩壊してα粒子を放出する確率は50パーセントであり、量子力学的には崩壊していない状態と崩壊している状態は1対1の重ね合わせの状態にある。
一方、これを猫の生死と結びつけると、生きている状態と死んでいる状態を1対1の比率で重ね合わせた状態にあると解釈される。
量子力学的な効果を巨視的な現象に結びつける際に生じる奇妙さを指摘したものとして知られる。ーコトバンクより抜粋
中が見えない箱の中にいる猫が毒ガス発生装置によってガスが発生する確率が50％のとき中にいる猫は死ぬか、それとも生きているか、という思考実験です。
考えられるのは
■毒ガスが発生して猫が死んでいる
■毒ガスが発生せず猫は生きている
この二つのどちらかで結論づけられそうですが、本当にそうでしょうか？
シュレーディンガーの猫実験の結果
猫が生きているか、それとも死んでいるか、というのは「観察者がいないと分からない」。
さらにはどう生きているか、どう死んでいるのか、など無限大の選択肢が存在します。
これがシュレーディンガーの猫の実験結果です。
この思考実験は多くの気づきを与えてくれます。
「観察者がいないと分からない」、これが真実です。
しかし私たちは普段から数えきれないほど観察することなく結果を出しています。
観察することなく創り出す世界
以前このような記事を書きました。
この記事の中で、この世界はあなたの思い込みでできている、という内容の話をしています。
見覚えのある道で曲がり角があるとすればあなたはそのそのその先を想像します。
しかしその先は今ここにいるあなたは知る由がありません。
本当は観察者であるあなたはその場所にいない限り結果がわかるはずがないのです。
でもあなたはその先にあるものを確信しているのです。
この世界は全て思い込みでできています。
そして想像したものが創造されます。
逆をいえばその曲がり角の先にあるものをあなたが決められるのです。
それが引き寄せの法則です。
思い込みに疑いを持ってください。
常識が常識だと思わないでください。
それらはあなたの思考がそう思い込んでいるだけです。
シュレーディンガーの猫のように、観察者であるあなたがこの世界を創るのです。
この実験からあなたには無限の選択肢がある、というのに気づいたかと思います。
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