本当のワタシたちというのはなんの属性を持ちません。もちろん固有名詞などもありません。
「意識」という言葉でさえも本当のワタシ「在るもの」を表現することができないのですが、一番近いものとして意識という言葉を使っているだけです。
しかし、この世界、キャラクターとして生きている私たちには属性があります。
属性(ぞくせい、英:attribute, property)とは、一般にあるものに共通して備わっているとされる性質や特徴のことである。例えば物体の色や形、人の能力、素性、社会的関係などである。属性は、多くの分野で使用される用語である。
スコラ学などの古典的なアリストテレスの系譜の哲学の用語法では、attributeは本質に属し、本質を構成する性質をいった。それに対し、propertyは本質には属さないが個体の有しうる、有している特性をいった。ただし、この区別は近世以後混交し、現代ではほとんど用いられなくなった。
ーwikipediaより
例えば私は
井上美穂という名前で
遺伝子的に女で(中身も一応女です)
鹿児島に住んでいる日本人で
血液型はO型で・・・
などのような私の属性があります。
これは本当の私からみたらなんでもないものなのですが、外からの情報により、キャラクターの私は属性に沿った生き方をしています。
(本来は属性など存在しないのですが、だからと言って属性がない生活をこの世界で行うというのはちょっと難しいかもですね。)
意図した瞬間からなった世界でもお伝えしたように「こうなりたい」と意図したならあなたはもうそれに「なっています」。
意図した瞬間から「なった世界」 - 誰でも絶対幸せになる引き寄せの方法
願望は持った時点で叶っています。それは意識がその体験をしたいと望んでいるので願望として出てきたのです。なりたい自分になったと意図を示せばいいのです。意図を示した時点から世界は「なった私」になっているのです。
これはどういうことかというと先ほどの私の属性で
井上美穂という名前で
遺伝子的に女で
鹿児島に住んでいる日本人で
血液型はO型で、というところになった私が属性として加えられただけです。
人物としての属性はこの世界では基本的に変えることができません。
しかし血液型や日本人として生まれたことは変えることすらできませんが性別や結婚して名前が変えることもありますがその場合は変えると決めた時です。
「なる」というのはそれと同じで属性として認識できるならそれはなっています。
「なる」と「なったつもり」は違います。
なったつもりは属性に入ることができません。
つもりということは前提が「なってない」です。
「なる」とは属性なのでいちいち自分で確認を繰り返すことはありません。
いちいち自分で「私の名前は〇〇で、血液型は○型だよね!そうだった!」なんて言わないですよね笑
それと同じです。
なったら以上、です。
「なる」とは決めた瞬間からあなたの属性の一つになるのです。
現状がうまくいっていないように見える時でさえ「なっている」のでなんの問題もありません。
自分の字を描き間違えることがあるとしてあなたはその名前じゃなくなりますか?(私はたまに美穂の美の横棒があと何個だっけとなるときがあります爆)
美穂の字をちょっと間違えたからといって私の名前が美穂じゃなくなることはありません。
美穂じゃなくなったらどうしようと心配したことはありません。
自信を持って言います!その時何が起ころうと、私の名前は美穂です!
つまり「なる」とはこういうことなんです。
願いが願いのままだったら不安になるかもしれませんが、それでもなったらなってます。
なってない時はなった自分を取り下げた時です。
「なった」私を取り下げてしまう理由
願いは属性なのだと捉えてみてくださいね。
コメント