自己の探求をされている方は耳に聞く言葉があると思います。
それが
「自由意志はない」。
それを聞くと「え?じゃ私の願いは叶わないの!?」となってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは自由意志はないという意味と、でも安心して欲しいのは、あなたが望むことは叶えることはできる。
そのカラクリを説明させていただきます。
自由意志はない。でも願いは叶う。そのカラクリ
この自由意志の話はいつか書こうと思っていたのですが、なかなか私は文章にするのが得意ではないので伝わらないかもしれません^^;
一応書きますがまた私のスキルがアップしたら改めて書かせていただきますがとりあえずは今の私の言葉でお話ししますね!
ダグラスハーディングの目を閉じた実験
たくさんの気づきをもらったダグラスハーディングの実験の中でも「目を閉じた実験」では、外からの情報を無くした時に残るものが"本当の私"であるとわかります。
本当の私とはまっさらな空であり包み込む何かであり、私はそれを「意識」と言っているのですが、人によっては別の領域と言ったり在るといった表現をするでしょう。
言葉というもの自体が制限されたものですので言葉で伝えるものではそもそもありません。
感覚、気づき、という感じですかね。
私というものは本来限られた存在でなく、何にでもなる、なんの存在でもある、在ると無いが同時に存在しているようなものです。
※ちなみにこの動画で説明しているリチャードラングがダグラスハーディングに質問しているものといろんな実験を載せている本がKindleにあるのでおすすめとして一応貼っておきますね。
思考は本当の私ではない。直感も本来は思考の一つ
思考は私が考えているものと思いがちですが実はそうではありません。
(ここでいう私とは肉体を持っているキャラクターである私です。)
このブログを最初から読んでいただいてる方はご存知かもしれませんがここでも改めて説明します。
体もあなたではない
あなたの肉体を流れている血流をあなたの意思で止めることはできますか?
心臓をあなたの意思で止めることはできますか?
できませんよね?
あなたの体自体があなたであればコントロールできるはずです。
でもできないということはあなたがあなただと思っているこの肉体は本当のあなたではないということです。
瞑想などで無になりましょう、というのでは無になることはできない
では次に目を閉じてもいいので、自分に集中して思考を止めてみてください。
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できましたか?
思考を止めてくださいと言った瞬間から思考をどうやって止めよう?と思考が湧いたのでは無いですか?
他にもわらわらと思考が右から左、左から右へと毎瞬流れていたかと思います。
それはまるで雲のように。
思考も止めることはできません。
なぜならあなたではないからです。
願いも実は思考
頭の中に浮かんでくる思考はあなたではありません。
実は直感で降りてくるものも思考ではあります。
つまり直感や願いというどこからともなく降りてくるものもキャラクターである私が決めたものではないんです。
じゃ自分で決めたことじゃないってことは願いもニセモノってこと?と思うかもしれませんがそういうことでもありません。
思考は悪者ではない
ここで注意していただきたいのが思考は私でないと言いましたが、だからと言って排除するべきものでもないということです。
思考は悪者でもないし、この体をもったキャラクターを楽しむために装備されているオプションのようなものです。
そもそも先ほども言ったようにあなたの意思で思考を止めることができないのですが^^;
(そして意思も止めようとできる誰かもいないのですが^^;)
そこから湧き上がる思考で、自分にとっていいものと瞬時に選択したものを直感や願いと捉えるのです。
それに対してキャラクターである私はワクワクしたり心が躍る。
それならそれを叶えてあげましょう、ということなのです。
ノンデュアリティー(非二元)とは「ただ起こっているだけ」
この世界で起こることにいいも悪いもなく、ただ起こっているだけ。
起こったことにキャラクターは反応する。
その連続です。
全てのことがただ起こっているだけなんだ、と客観的に捉えることで心が軽くなると思います。
そして自由意志はないと言われていますが、どんな選択をしてもただ起こっているだけなのであなたは角度を変えると100%やりたいことをやれる存在でもあるのです。
やれないことは思考として流れてきません。存在できません。
それが思考としてやってきたというとことはあなたがやれることだから出てきたのです。
自由意志がないんだと何かを諦めないでください。
そう思うことも、私がやっていると思っている行動も流れの一つであり、それをできる誰かも何かもないのですが、あなたに湧き出てくる思考を味方につけて、どんな瞬間にも目を離さないでください。
きっと「流れ」が見えてきます。
(見えてくるというと見るものとみられるものの二元に捉えてしまうかもですが、感覚として「在る」だけになるという感覚です。)
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