意識の世界での「浄化」とは

浄化とは、自分の中に何か罪や穢れがあり、それをきれいにすることではない。

例外なく、あらゆる存在に、罪や穢れというものは一切存在しない。

全ての存在は皆、純粋無垢な存在なのである。

では、何が浄化なのか。その意味とはどのようなものか。

本当の自分ではないものを手放すことが浄化なのである。

自分が純粋無垢で栄光に満ちた存在そのものであることを忘れ、未完であるこの世の何かと誤った自己同一化をしていることが、この世での苦しみの根本原因である。

ー“それ”は在るより一部抜粋

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どの本も「なるほどなぁ」と思うことばかり書いてあったのですが、だいたい１回しか読まないと本当に「なるほどなぁ」で終わってしまうんですよね。なるほどなぁと思っているだけで深く気づきにまで達せないのです。

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浄化とは「私」に対して行うものではありません。

私だと思い込んでいる思考、観念、概念、想念、感情、それらを手放すということが浄化となります。

私が完璧な存在で在るということを忘れ、これらに囚われている時、満たされない感覚だったり不安を持ったりします。

それは本当の自分を忘れ、思考、観念、概念、想念、感情こそ私であると「思い込んでいる」状態です。

それらに囚われていると、目の前で起こっている者に対して一つ一つ判断をし、自分がどう思うかジャッジします。

その自分で決めたことに対してさらに落ち込んだり、怒りを持ったり、悲しんだり、ということを行うのです。

不必要な思考に気づき手放す＝浄化

それらは自分のものではありません。それを一つ一つ抱えていることに気づき、手放していくのが浄化です。

手放すというのがどういうのかわかりずらいかもしれませんが、「気づくこと」が手放しになります。

思考と一体化していると気づきさえ起こりませんよね。

しかし私（キャラクター）の中に〇〇という思考がある。それに伴う感情もある。と中にあるものを見つける・見つめることが気づきになり、手放しになります。

それが浄化です。

普段から出てきた思考を捉える練習をしているといいかもしれません。

いざ思考と一体化しそうになった時、分離しやすくなります。