今日は少し現実的な問題の対処法になるかと思います。
私が思考まみれだった頃によく陥っていた(自分でやってたことなのですが)ことは、相手の考えを先読みするということでした。
接客業をしていたことが長かったので、使い方によっては相手が何を求めているかを読み取りそれをしてあげることで相手の喜んでもらえてたことはありました。
しかし問題点としては、相手の顔色を気にして自分の行動を変えるということもやっていました。
空気を読むというのは日本人の得意とすることかもしれませんが、それはいいことばかりではありません。
例えば会社の上司が機嫌が悪いように見えると相談したいことも相談できずそのままわからない状態となり困ってしまったり、
家族、恋人が〇〇しないのは私を必要としてくれてないからだ、そうですか!そうならこっちも相手が気に入らないことをしてやる、そして自分がどんなに悲しんでいるか気づかせてやる、とか笑
友達の機嫌が悪いとこっちまで機嫌が悪くなり場の雰囲気も悪くなることとか。
そばにいる人に対して何か判断をしてそれなりの態度をとるというのはよくっやってましたし、そういうことをしてきたのは決して私だけではないと思います!笑
自分の中に「傷つきたくない、傷つかないようにするには自分から先に防衛をはる」ということが行われています。
そして「ほら、やっぱり私の思った通りだ」とダメージを少なくする為にこの流れを創り出します。
でもこれ、全部自作自演ですよね。
あの人がこう思っているだろうとか、あの人は今こういう感情になっている、というのは全て私の中の思考の中で行われていることですよね。
全てそうです。私たちは私自身しか体験することができません。
ですので誰かがこう思っているというのは全て自分の中で行われている思考です。
あの人がこう思っていると「私が思っている」ということです。
私が思っている通りのストーリーを作って見ているだけです。
他人の問題は私の問題ではない
一番の解決策としては現実的に行動して「あなたを見て私はこう感じるんだけど」と素直に言うのが一番なのですが、もしそれができないならその人のことをわざわざ考えないことです。
勝手に自分で創り出した思考をもとにその人を見ているのですから。
あなたの目の前で誰かが何がをしていようが何かを考えているように見えようが何かに感情的になっていようがあなたには全く関係ありません。
誰かの問題をあたかも私の問題のように組み込まないでください。
自分に組み込むことで、反応して自分の思考や感情を創り出すことは必要のないことです。
コメント