思考を止める方法とかネットで探すと出てくるかと思います。
実際やってみたらわかると思いますが、それらをやったところで思考はなくなりません。
思考を止めるにはどうしたらいいのだろうと色々調べて実践したことがありますが結局うまくできず「思考をどうやったら止められるんだろう、このいらない思考のせいで私は苦しんでるのに…」と思っていたこともありました。
しかし、根本が違います。
思考は止められません。
人は考えたくないことも自動的にだったり、反射的に考えたりします。
引き寄せを知りだした方に多いのは(私がだったので皆さんはどうだったかわかりませんが笑)「マイナスなことを考えたらいけない!」とその思考が出てきたことに対して敏感に反応してその思考が出てきたことに対し自分を罰します。
「こんなことを考えるからそれが実現してしまうんだ」「この思考をなくさない限り私は幸せにはなれない…あっそう言いながらまたそのことを考えてしまった!もうだめだ…」
などというように。
しかし、思考は自動的に起こっているのでそれをコントロールすることは不可能なのです。
言い換えればそれはただ単に起こっている思考という風に捉えることができます。
ただ起こっている思考に私が判断してそれは悪いことだとなればそれは自分にとって悪い思考になります。
あなたがそれを採用し続ければ思考には善・悪があり、悪の思考を採用してしまえばそれが実現するというストーリーを作ることになります。
しかし、思考はただ単に起こっているのでその思考にどういう要素を取り入れているかというところがどちらかというと重要になってきます。
そしてその思考はどこからやってきているのかというのを捉え間違えることがよくあります。
あなたはどちらの思考を採用していますか?
1.私は〜の思考を持っているのだ
2.〜の思考がある
文でみたら何が違うの?となりますが、全然違います。
1は、私が思考を生み出しているという思考
2は、ただ単に出てきた思考をただ単にみている私がいるという思考
1のように思考(善・悪(と認識しているもの)含めて)は自分が作り出したものだと、その思考に責任を持っている状態は思考=私になっている状態です。
2は思考と私を分離した視点で思考をみており、それにより思考をストーリーをつくる判断材料にすることを止めています。
思考は勝手に常に湧いているものです。
それを判断して理由をつけて採用している私というものが存在することにより思考は力をつけ、あなたのストーリーに脚色をつけます。
もちろんそれを楽しむのも自由に選ぶことができます。
コメント